プレゼンは丁寧に

プレゼンが通るのは内容が良い!というのは当然ですが、その他にも資料、パワーポイントが解りやすい。色が綺麗だ。図表がよくまとまっている。そうした点が評価され、通ることもあります。
 また、話す力も大切です。プレゼン態度が素晴らしいと、それだけでよい評価がもらえます。反対にプレゼンが下手な人はステージに出るだけであがってしまい、うまく説明できないことがあります。

空白でゆとりを表現する

プレゼンスライドの中で、しっかりと読んで欲しい部分がある時に皆さんなら、どのような方法を使われるでしょうか。
基本は大きな文字を使う方が多いと思います。
文字は大きければ目立つので、読みやすくなりますよね。

書くか、しゃべるか

プレゼンの資料を作る時に、「どこまで書くか」に迷うことがあります。
あまりスライドに書きすぎるのも良くないように思えるし、逆に文字が少ないと内容が貧弱に見えてしまわないかと不安になります。

なるほど」を引き出す手法

プレゼンの中に「なるほど」と思って  もらうべきポイントを少なくとも2つ作りましょう!
一つ目は開始直後に「聞く姿勢」を持ってもらうための「なるほど」です。現状の分析やお客様のお困りごとをプレゼンの冒頭に置きます。
一つ目はプレゼンの前提条件が、自分たちが抱えている問題なのだと、気づかせる「なるほど」です。

写真加工はオフィスで!

通るプレゼン資料に画像は欠かせません。前回【スマートアートを活用する】では図表の作り方をご説明しましたが、今回は画像加工のツールについて話をさせて頂きます。

スマートアートを活用する

パワーポイントやワードで企画書やプレゼン資料を作る時に図表が必要な時があります。関連する写真などがすぐに見つかればいいのですが、そう都合よくいくとは限りません
そうした時にスマートアートの出番です!

説得はストーリーだ

プレゼンを理解してもらうためにストーリーづくりは欠かせませんが、その例を挙げまてみましょう
 もし皆さんがコンピューターのウィルス対策ソフトをプレゼンするとしたら、どこから話を始めるでしょうか?
良くあるパターンは「事実」から入って、説得する方法です。

プレゼンの目的って何?

プレゼンの目的とは何でしょうか?
「商品を詳しくし説明すること」、「サービスを正しく理解してもらうこと」ですよね。
プレゼンを終えたら、お客様に「よく分かった!」、と言ってもらえるように頑張ります。でも、ビジネスでプレゼンする時は、理解のもう一歩先にある「商品やサービスの採用」を目指しているはずです。

タイトルは大胆に

~ 表紙で読む気にさせる ~
代理店勤務時代、本当に死ぬほど企画書や提案書を作成してきました。その当時の表紙は大抵、白い紙に下線を引き、黒い文字で、できるだけ大きくタイトルを書きます。
 「1995年度 店頭販促策のご提案」、こんな風に作っていました。
いかにも素っ気ないですよね。今見ると、とてもじゃないですが、中味を読む気になれません。

絵は文字よりもモノを言う

~ 絵はイメージを広げる効果がある ~
プレゼンの中で、『この商品のターゲットは「女性の30代」です』、と文字で書くとプレゼンを受けた人はどう思うでしょうか。
20代はどうなの?40代は含まれないの?と思いながらも、「30代の女性がターゲットだ」と考えます。
この表現を絵で表現したらどのようなイメージを与えられるでしょうか。

2回目 パワポは揃えるのが基本

~ タテ・ヨコを揃えよう ~
パワーポイントでカッコいいプレゼンを作りたけど僕には絵心というか、センスがないんだよね~」
そうしたお声を良く聞きます。確かに感性が優れている、というよりデザインに興味がある人が作るパワーポイントはどこかあか抜けた感じがします。
 でもご安心ください。デザインセンスがない人でもカッコいいプレゼンは作れます。カッコいいパワーポイントを作るコツは「タテとヨコを揃える」事と、あまり色々な要素をたくさん「詰め込みすぎない」この2つです。

1回目 プレゼンは誰のモノ?

~ お客様のためのプレゼン ~
 「さぁさぁさぁさぁ、獲れたてのイワシやで~買うてや~」
 市場の魚屋さんが元気な声を張り上げます。声につられて、店を覗くと砕いた氷の上に何枚もの竹を編んだざるが敷かれ、その上に新鮮そうなイワシが盛られてます。青く光るようなイワシはいかにも美味しそうです。
 「一つもろとくわ!」と言えば、魚屋さんは元気よく「まいど!」と返してくれて商談成立です。
 もちろん、企業の担当者を相手にパワーポイントを使ってビジネスの流れを説明していくのもプレゼンですが、こうした店頭でお客様に直接モノを売るのもプレゼンだと私は考えます。
 どのように商品やサービスを見せてお客様にご納得いただくのか。うまくお客様に納得していただくためには何が必要なのかを考えることはB to BであってもB to Cでも同じで、通るプレゼンを作っていく極意はここにあります。