タイトルは大胆に

~ 表紙で読む気にさせる ~
代理店勤務時代、本当に死ぬほど企画書や提案書を作成してきました。その当時の表紙は大抵、白い紙に下線を引き、黒い文字で、できるだけ大きくタイトルを書きます。
 「1995年度 店頭販促策のご提案」、こんな風に作っていました。
いかにも素っ気ないですよね。今見ると、とてもじゃないですが、中味を読む気になれません。
決してセンスがいいとは言えないこうしたスタイルは止めて、企画書や提案書を読んでもらうために表紙も大胆にしましょう。
ビジュアルで目を引くのも決して悪くない方法ですが、見た目で頑張るのではなく、内容を要約して「おっ!これは読まないと!」思っていただけるようにタイトルを工夫しましょう。
 例えばこんな感じです
「月間で売上120%達成するキャラクターPOPのご提案」
ウソを書いてはいけませんから「売上120%」と書くなら、実証されていることは前提です。
このようなタイトルがあると提案を受けた側は、読む気になって提案書を見てくれます。
実は、読む気になって読んでもらうのと読む気がないのとでは理解の深さが全く違ってきます。
当然、読む気になってもらえる方が良く分かってもらえます。
特にコンペになった時、タイトルにはこだわって、お客様のハートに刺さるフレイズを考えてください。

今までそうした気遣いをされておられなかったら、タイトルを変えるだけできっとコンペの勝率は変わってくると思います。